サーマージ後のケアとダウンタイム
ディライト皮膚科 編集チーム · 医学監修 Lead Dermatologist, Delight Dermatology Clinic (Korean Board-Certified Dermatologist, AAD International Fellow, ASLMS) · 最終レビュー
サーマージのダウンタイムは最小限 — 多くの患者が当日通常活動に復帰。数時間〜1 日の軽度のピンク色・温感、1〜2 日の軽度な腫れ、稀に 7〜10 日で消退する皮下出血。3〜6 か月のコラーゲン応答期間中、毎日 SPF 30+ と穏やかなスキンケアが重要。結果のピークは 3〜4 か月、6 か月まで成熟継続、効果は 1〜2 年持続 (Sukal & Geronemus, 2008)。
サーマージは当日仕上がりの治療です。ほとんどの方が、来院後すぐ に通常スケジュールに戻れ、第三者から見て明らかな変化は出ません。 多くの方で回復経過は穏やかですが、注意すべき点と、真皮の再構築 応答を最大化するためのケア習慣があります。
施術直後
施術範囲の皮膚はピンク〜やや赤い状態で、触れると温かさを感じます — 真皮加熱に伴う局所血管拡張による予想範囲の反応です。色白の方 では紅斑が目立ち、肌色がより濃い方ではほぼ目立たない傾向です。 赤みと熱感は通常数時間〜1 日で落ち着きます。当日からメイク可能 ですが、翌朝まで控える方も多くいらっしゃいます。
1〜2 日後
特に高ショット数のフェイス施術後に、フェイスラインや頬に軽度の 腫れが出る場合があります。多くは目立たないレベルで自然に消退 します。圧痛は正常で短期的です。Thermage FLX の振動ハンドピース により従来世代より不快感が大幅に改善されており、施術後の経口 鎮痛薬は通常不要です。必要時は市販のアセトアミノフェンで十分です。
1 週間後
1 週末には、施術範囲は通常の皮膚と同じ見た目・感触になります。 稀な副作用として、7〜10 日で自然消退する小範囲の皮下出血、ごく 稀な水疱があり、当院では対処プロトコルを用意しています。標準 プロトコルでの瘢痕報告はありません。
応答期間中のケア習慣
真皮コラーゲン応答が 3〜6 か月にわたり進行する期間、2 つの習慣 が結果に影響します。1 つ目は紫外線対策: 施術範囲に SPF 30 以上 の広域 UV-A/UV-B カットを毎日。日焼け止め不使用の UV 曝露は、 新生コラーゲンの応答を打ち消す方向に働きます。2 つ目は最初の 1 週間の穏やかなスキンケア — 非起泡洗顔、スクラブ・酸ピール 不可、レチノイドの再開も後回しに。1 週間後は通常のルーチンに 戻せます。
48 時間以内に避けるべきこと
- サウナ・チムジルバン・極端に熱い入浴 — 必要のない熱負荷。
- 長時間顔がほてる激しい有酸素運動。
- 施術範囲への強い顔マッサージ・マイクロカレント。
- 強いこすり落としが必要なメイク — 穏やかなクレンジングを選択。
当院にご連絡いただきたいケース
軽度の赤み・熱感・腫れは予想範囲で連絡不要です。一方、2〜3 日 を超える局所痛、水疱、明らかな熱傷、施術範囲の持続する色調変化、 その他「通常経過に当てはまらない」と感じる症状は、WhatsApp / LINE / KakaoTalk からご連絡ください — 当院に直接届き、フォロー アップに最適なチャネルです。
コラーゲンのタイムライン
サーマージの見える変化はゆっくりです。既存コラーゲンの即時収縮 により、1 週間以内に小さな変化 (施術範囲のわずかなハリ) を感じる ことがありますが、本質的な変化はその後の数か月にわたる新生 コラーゲンの生成です (Sukal & Geronemus, 2008)。最も顕著な 結果は施術後 3〜4 か月、成熟は 6 か月まで続きます (Fritz, Counters & Zelickson, 2004; Dover & Zelickson, 2007)。メンテナンス 施術は通常 12〜24 か月の時点で、固定スケジュールではなく結果の 持ち具合に応じて検討します。

参考文献
本ページの臨床的記述は、モノポーラ高周波による皮膚タイトニングに関する査読済み文献に基づいています。下記の出典は原著論文またはレビューであり、PubMed リンクから抄録を確認できます。
- Dover JS, Zelickson B. Survey of 5,700 patient monopolar RF facial skin tightening treatments. Dermatologic Surgery. 2007;33(8):900-907. PubMed
- Fritz M, Counters JT, Zelickson BD. Radiofrequency treatment for middle and lower face laxity. Archives of Facial Plastic Surgery. 2004;6(6):370-373. PubMed
- Sukal SA, Geronemus RG. Thermage: the nonablative radiofrequency for rejuvenation. Clinics in Dermatology. 2008;26(6):602-607. PubMed